新型コロナウイルス対策に関する研究について


危機管理システム研究学会 会長

神戸学院大学教授 井上 善博

新緑の輝く季節となりましたが、皆様にはいよいよご清栄のことと存じます。

 さて、年明けから世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)への感染者が増加しております。この感染症による社会的な影響はとても大きく、我が国では、緊急事態宣言の発令により、働き方、余暇の過ごし方、教育機関の在り方などに大きな注目が集まっています。

 危機管理システム研究学会では、世界的な危機に直面している現代社会について何らかの提言をしたいと考えております。本学会には医療、経済、社会問題など多様な専門分野の研究者が集結しております。ウイルス感染増加中の危機についての考察、そして、感染終息後の生活の変容についての考察など様々な論点があるかと思います。

 今回は本学会における研究者の中から4名の先生方に、下記の通り、新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する論考を執筆していただきました。

 会員の皆様におかれましては、今後発足予定のコロナウイルス関連の研究会において、活発な意見交換をしていただければと存じます。

 引き続き、学会運営にご協力をお願い申し上げます。