コロナ危機と社会変容に関する論考

 

危機管理システム研究学会 会長

神戸学院大学教授

井上 善博

コロナウイルス感染者が一時的に減少しましたが,7月に入り,急激に増加しています。

 

我々はこの危機をどのように乗り越えていくのかを考えなければなりません。このコロナウイルス感染症の影響で,社会変容が求められています。ソーシャル・ディスタンス,テレワーク,マスクの常時装着等,これまでとは違った日常が続くと予測されます。また経済活動も縮小し,経済成長と社会変容を同時に満たす新たな視点を提示することが危機管理システム研究学会の使命であると思われます。

 

今回は,本学会の研究者にコロナ危機と社会変容に関する4つの論考を執筆していただきました。

 

今後も積極的な情報発信をすることで,本学会の社会的・学術的価値を高めてまいりますので,学会での議論を深めていただければ幸いです。

 

 

危機管理の観点からみた新型コロナウイルス対応

 危機管理システム研究学会 顧問 辻 純一郎 PhDJD

 

公共と個人の利益の狭間

 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 有賀 平

 

科学技術リスクの観点でみた新型コロナウイルス感染症が意味すること

 (公財)未来工学研究所 主席研究員 多田浩之

 

危機管理とは

 ~日経社説「コロナ禍が問うもの」を素材にした一考察~

 元トッパン・フォームズ(株)執行役員情報システム本部長 山田喜代信